2006年から放送開始の「スッキリ」が2023年3月をもって終了することが発表されました。
17年間続いた番組の終了に衝撃が走っています。
なぜ終了するのでしょうか?また新番組の司会者は誰になるのでしょうか?
スッキリ終了するのはなぜ?
まず、日本テレビコンテンツ戦略本部の戦略局長のコメントはこのようになっています。
スッキリは放送開始から17年、バゲットは放送開始から4年にわたり、多くの皆さまに支えていただきながら放送を続けてまいりましたが、テレビを取り巻く環境や視聴者の皆さまのニーズの変化に対応するため、2023年4月期の平日朝の時間帯の番組改編を決定いたしました。
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表向きにはこのようになていますが、どんな理由が考えられすでしょうか?
加藤浩次のギャラが高すぎる
なんと加藤浩次さんのギャラは1回100万円前後なんだとか。単純計算で年間2億円!
視聴率が下がれば広告収入が減る一方、ギャラが下がることはありません。
視聴率とギャラが見合わなかったというのはうなずけますよね。
加藤浩次が不評
2019年の吉本興業所属の芸人複数名が闇営業を行った問題は記憶に新しいかと思いますが、スッキリの番組内で加藤さんは吉本興業の体制を全面的に批判。
朝の情報番組内で個人的な発現をすることを快く思わない層がいたということが考えられます。
また、加藤浩次さんの破天荒ぶりを受け入れない人が増えてきたのかもしれませんね。
加藤浩次さんといえば「めちゃイケ」ですが、「めちゃイケ」のノリを知らない世代が増えてきたのではないかと思っています。
「スッキリ」中に出てくるドSぶりが「めちゃイケ」を知らない世代にとってはただの意地悪に感じた方も少なくないのではないでしょうか。
放送打ち切りを求める意見があった
2021年3月、芸人のアイヌ民族への差別発言を放送し、関連団体から猛抗議を受けたのです。放送倫理・番組向上機構(BPO)も「放送倫理違反があった」と判断したことから、同局関係者は「局内のコンプライアンス審議会でも大問題となり、打ち切りを求める意見もあった」のだとか。
また、東京五輪で卓球女子の伊藤美誠選手が、試合中にテレビカメラのライトのまぶしさを指摘。実はこれが「スッキリ」のクルーだったのです。番組のイメージダウンとなることから、局内で「番組を終了してスッキリしたほうがいい」という声が上がっていたそうです。
ニーズの変化
近年、テレビの視聴率事態が落ちてきています。若い世代はYouTubeやTwitterで情報収集は済ませている人も多くいるからです。
そんな状況を打破するためにテレビ業界は司会者の若返るをはかっています。
2021年3月26日に終了した「とくダネ」の司会者は小倉智昭さん。
2022年3月に終了したTBS系報道番組「新・情報7daysニュースキャスター」の司会はビートたけしさん。
長く司会をされていた大御所がつぎつぎと降板しているのはテレビ業界の若返りを測るためだと言われているのです。
視聴率の低迷
かつて世帯視聴率10.5%(2019年)を出した人気番組ですが、最近の「スッキリ」の世帯平均視聴率は3~4%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
朝の情報番組の中では2位ですが、視聴率9%のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」には大きく差をつけられています。
番組打ち切りはしかたないのかもしれませんね。
新番組の情報は?
現在、新番組の情報はありません。
しかし、スッキリが終了した理由のニーズの変化を考えると、司会者の若返りが考えられます。芸人人気が一息ついているのでジャニーズの方なんかが考えられるのではないでしょうか。
「シューイチ」で高感度抜群の中丸雄一さんや村上信五さんなどを起用すれば視聴率アップは間違いないですよね。
まとめ
2023年3月をもって「スッキリ」が終了します。
スッキリが終了する理由は
などが考えられます。
新番組の司会者についての情報はまだありません。
情報が入り次第更新します。
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