バズる大使として最近注目を集めているのが、ジョージア大使のティムラズ・レジャバさん(2024年現在35歳)です。ティムラズ・レジャバさんの日本語が上手すぎる!と話題になっています。
どんな経歴や学歴があれば、世界の言葉の中でも難しいと言われている日本語が上手すぎる!といわれるようになるのでしょうか。ジョージア大使のティムラズ・レジャバさんの日本語が上手すぎる理由や、これまでの経歴、学歴を調べてみました。
SNSでの発信も活発で、本も出版しているそうですよ。
ジョージア大使の日本語が上手すぎる理由と、経歴や学歴をご紹介します。
ジョージア大使の日本語が上手すぎる!
ジョージア大使のティムラズ・レジャバさんは、幼少のころから日本とジョージアを行ったり来たりの生活していたのが、日本語が上手すぎる理由です。
ジョージア大使のティムラズ・レジャバさんは、1992年4歳のときにお父さんの仕事の関係から初来日します。ティムラズ・レジャバさんのお父さんは生物学者で、広島大学へ留学したり、理化学研究所でお仕事をしていたりしていました。
2019年4月にお母さんを亡くしていますが、それまで茨城県のつくば市で弟さんを含め家族4人で暮らしていて、小学校や中学校も日本の学校へ通っていました。日本とジョージアを行ったり来たりといっても、これほど日本の学校へ通っており、アメリカやカナダでも勉強していたそうなので、日本語、英語、ジョージア語のトリリンガルなのもうなずけます。
得したわけでもないのに財布を見つけると「丸儲け」と感じるのはどうしてだろう。それは拾ってくれた人たちによる優しさからくるものでしょう。
— ティムラズ・レジャバ駐日ジョージア大使 (@TeimurazLezhava) April 30, 2024
JR東海ありがとうございます。 pic.twitter.com/2buY2ICBaI
そんなティムラズ・レジャバさんも多感な高校生のころ、自分のアイデンティティについて疑問を持ったそうです。
「日本で高校生として生活する中で、自身のアイデンティティについて考えるようになりました。自分は何者なのだろうというモヤモヤした感じが常にあって。そこで1年間ジョージアに帰国して現地で高校生活を送りました。祖父の家で生活し、それまで知らなかったジョージアの歴史や文化に触れたことで、抱えていた迷いが晴れて、次第にジョージア人としての誇りが持てるようになったのです。そして、自身を育ててくれたジョージアと日本、2カ国の役に立ちたいという使命感が湧き、架け橋のような存在になりたいと考えるようになりました」
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このような経緯から、ティムラズ・レジャバさんは日本語上手すぎる!といわれるようになったのでした。
ジョージア大使のこれまでの経歴や学歴は?
ジョージア大使の日本語が上手すぎるティムラズ・レジャバさんの、経歴や学歴をご紹介します。
経歴
1992年:初来日
2011年9月:早稲田大学国際教養学部卒業
2012年4月~2015年4月:キッコーマン株式会社に就職 海外営業マーケティング首都圏営業担当兼、宴会芸担当
2015年9月~2018年9月:日本とジョージアの貿易系経済活動に加わる仕事をする
2017年12月~2018年9月:ジョージアでLLC Deliveryを起業
2018年:ジョージアの外務省で東アジア(含む日本)に詳しい人物を捜していることを知り、日本とジョージアに恩返しをするならやるべきだと決断し応募する。
2018年10月~2019年7月:ジョージア外務省参事官
2019年8月~2021年11月:在日ジョージア大使館臨時代理大使就任
2021年11月~現在:在日ジョージア大使館特命全権大使として活躍中
学歴
茨城県の小学校、中学校を卒業
茨城県立牛久栄進高等学校卒業(途中1年間ジョージアの高校へ通う)
早稲田大学国際教養学部卒業
そのほか、アメリカやカナダでも勉強を重ねる
ジョージアのジャーナリストから「このけしからん写真をアップした背景は!?」と問い詰められたため「安心してください、はいてますよ」と説明したところまんまと引き返していきました。
— ティムラズ・レジャバ駐日ジョージア大使 (@TeimurazLezhava) March 26, 2024
さて、私の新著もよろしくお願いします😌 https://t.co/KFFNyaW0cA
ティムラズ・レジャバさんは、人を喜ばせたり楽しませたりすることが大好きで、キッコーマンの営業マン時代は宴会芸に磨きをかけたそうです。また、野球は広島カープのファンです。
2021年11月の天皇陛下の即位礼正殿の儀にジョージア大使館臨時代理大使として参加した際に着ていた、ジョージアの民族衣装「チョハ」が風の谷のナウシカの衣装や、スターウォーズの衣装みたいでかっこいい!とバズッたのをきっかけに注目されるようになりました。
現在、ティムラズ・レジャバさんの「X」の登録者は26万人。「ジョージア大使のつぶや記」というエッセイ集も発売しています。
まとめ
ジョージア大使のティムラズ・レジャバさんの日本語が上手すぎる理由や経歴、学歴をご紹介しました。
ジョージア大使のティムラズ・レジャバさんは、お父さんが生物学者で仕事の関係から日本とジョージアを行ったり来たりの生活を送ってきたのが日本語が上手すぎる理由でした。
ティムラズ・レジャバさんはキッコーマンに就職した後、ジョージアで日本とジョージアの貿易関係の経済活動に加わり、自分の会社を起業します。後に、ジョージアの外務省への就職を機に、在日ジョージア大使館になります。
小学校中学校高校と茨城県の学校に通った跡、早稲田大学国際教養学部を卒業。その他にもアメリカやカナダでも勉強を重ねました。
ジョージアという日本から遠く離れた国の大使が、幼少のころから日本とジョージアを行ったり来たりの生活を送る中で、日本に対しても母国ジョージアと同じような愛情を感じてくれていることは、とても嬉しいことですね。
これからもティムラズ・レジャバさんのご活躍に期待しましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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