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旧500円玉はセルフレジで使えない?銀行で交換すると手数料はかかるのか

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旧500円玉 使えない

2021年11月から発行されている現行の500円玉。偽造対策の強化のために素材などが変更されました。2024年現在、市場には多くの新しい500円玉が流通しています。

しかし、旧500円玉もいまだ多く流通しており、この旧500円玉がセルフレジや自動販売機で使用できないとの声があります。今やセルフレジは生活の一部となっており、旧500円玉とはいえ、不便に感じる方もいるでしょう。


この記事では、旧500円玉がセルフレジで使えない?銀行での交換すると手数料はかかるのかについて解説します。

目次

旧500円玉がセルフレジで使えない?いつまで使える?

旧500円玉は、一部のセルフレジや自動販売機で使用できないことがありますが、基本的には使用可能です。いつまでかという期間は定まっておらず、流通している間は使用できると考えていいでしょう。
財務省のウェブサイトには通常貨幣一覧として使用できる硬貨が掲載されているので、旧500円玉に限らず、旧硬貨をお持ちの方は参考にしてください。

では、一部のセルフレジや自動販売機で、なぜ旧500円玉が対応していないのでしょうか。
その理由は1990年代に、韓国の500ウォン硬貨を偽装して500円玉として使用するという事件が多発したためです。この事件を受けて、自動販売機などのシステム設定が強化され、当時は旧500円玉の利用が制限されました。

旧500円玉といっても2種類あります。一つは1982年から1999年まで製造された白銅貨幣、もう一つは2000年から2021年まで製造されたニッケル黄銅貨幣です。この事件で制限されていた旧500円玉は、白銅貨幣のことだと考えられます。2024年現在は白銅貨幣の旧500円玉は数少なくなっているため、影響を受ける人はごく一部でしょう。

また、新500円玉もセルフレジや自動販売機で使えないという声があがっています。
セルフレジなどが新500円玉に対応するためには、硬貨選別装置や偽造防止に対応するように更新が必要です。しかし未対応のものが多く残っているため、新500円玉が使えないという事態が起こっているのです。更新するにはもちろん費用がかかるため、2024年7月より新紙幣が発行される時にまとめて更新するという店舗が多くいるのではないでしょうか。

偽造問題があったり、次々に新硬貨や新紙幣が発行されたりすると、店舗やメーカーなどは都度対応に追われてしまいます。ですが、そのような厳格なシステムのおかげで偽造硬貨や偽造紙幣が出回ることなく、安心して生活できていることに感謝しなければなりませんね。

旧500円玉を銀行で交換すると手数料がかかる?

旧500円玉から新500円玉に交換する場合、口座を持っていれば10枚まで無料でできるそうです。ただし、口座を持っていなかったり枚数が多かったりする場合は、都度手数料がかかります。銀行によって対応が異なるので、事前に確認することをおすすめします。日本銀行であれば旧硬貨から新硬貨への交換が無料でできますが、旧500円玉は現行も使用できるため、交換が可能かは問い合わせした方がいいでしょう。

また、新500円硬貨を旧500円硬貨に交換することは難しいそうです。2021年11月に新500円硬貨が流通し始めてから、すでに2年半ほどたっています。銀行の各支店でも新旧500円玉が入り混じっている状態で、旧500円玉に限定して交換することが難しい状況です。窓口でも入出金は機械で行っているでしょうから、難しいのは理解できます。

銀行では、一度受け取った旧紙幣や旧硬貨は回収され、窓口から出されることはなく日本銀行に送られていくそうです。旧500円玉の流通が減っていくのはさみしいですが、手元にある方は記念に残しておくのもいいかもしれませんね。

店舗のセルフレジや自動販売機などで旧500円玉や新500円玉が使用できないときは、お店の方に申し出れば交換してもらえる場合がほとんどでしょう。ひとりひとり対応する店側の負担もあるので、使えないとわかっている場合は千円札やキャッシュレス対応するなど、消費者も一緒に問題を解決していけるといいですね。

まとめ

今回は旧500円玉について調べてみました。

2024年現在、旧500円玉は一部のセルフレジや自動販売機で使用できないことはありますが、引き続き使えることがわかりました。
銀行で旧500円玉から新500円玉に交換するには、口座を持っている場合は10枚まで無料。新500円玉から旧500円玉への交換は難しいようです。現在は新旧500円玉が入り混じって流通していることと、銀行によって対応が異なるため、どちらを交換をする場合も確認したほうがよさそうです。

一部のセルフレジや自動販売機で使えないというのは、確かに不便ではありますが、2024年7月の新紙幣発行をめどに、徐々に解決していくでしょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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