坂口健太郎さん主演のドラマCODE-願いの代償-がスタートしました。1話からかなりスピーディーでスリリングな展開で、今後続きはどうなっていくの⁉︎と予想や考察がかなり盛り上がりそうなドラマです。
この作品は台湾ドラマが原作となっています。こちらでは原作での最終回のネタバレや、台湾版と日本版の違いについて解説していきます。
【ネタバレ】CODE-願いの代償-ドラマの最終回はどうなる?
こちらでは、台湾版ドラマの最終回のネタバレをご紹介します。
何でも願いを叶えてくれるアプリCODE
CODE-願いの代償-は婚約者を不審な事故で亡くした主人公の刑事(演:坂口健太郎)が、何でも願いが叶うCODEというアプリを手に入れて、婚約者の死の真相を調べていくというストーリーです。
アプリに願い事をすると何でも叶えてくれる代わりに、任務を言い渡されます。その任務は必ず遂行しなければなりません。もし任務を達成できないければ、死の制裁が下ります。
このアプリを使っている人間は主人公以外にもたくさんいて、死の制裁を下している実行犯は、アプリの任務として指示されているプレイヤーだったりします。
ですので、プレーヤを殺した実行犯を突き止めても、あまり意味はありません。アプリを操作している黒幕がいるはずなのです。
そんな不思議なアプリは一体何のために開発されたのか?一体このアプリを運営している人物は誰なのか?アプリを使っているプレイヤーを監視しているのは誰なのか?
アプリについての謎は深まるばかりです。
CODEアプリを作った黒幕は誰?その目的は?
そんな不思議なCODEアプリについて調べているフリーの記者椎名(染谷将太)。そして椎名を手助けしているハッカーの三宅咲(堀田真由)。
この2人は、直接アプリを使ったりはしておらず、アプリについてスクープの記事を書くために調べているだけ、と言う立ち位置なのですが、どう考えても怪しいですよね?公式ホームページのプロフィール欄にも、「実はCODEの真相を探るのには、ある理由があって…」と含みを持たせた説明がされています。
原作で、CODEのアプリを開発したのは、女性ハッカーです。そして、開発者が事件の黒幕となります。
そうなってくると、日本版での黒幕は、ハッカーの堀田真由さんと言うことになるのでしょうか⁉︎
開発者の女性は有能なプログラマーで、かつてある企業でプロジェクトを進めていました。それは“AIによる預言者システム=プロフェット計画“と言って、人類の解決できない問題をAIが解決するシステム。
しかしその実験中に、女性は夫を亡くします。女性は企業に恨みを抱き、この企業に復讐をするためにCODEアプリを開発したのです。
日本版の1話ではまだ登場していませんが、三宅直人役で、竹財輝之助さんが出演することが分かっています。三宅と同じ名字なので、三宅咲(堀田真由)のの夫っぽいですよね?やはり身内を失った復讐なのでしょうか?
日本版の第1話で、すでに複数のCODEプレイヤーが絶妙にそれぞれの任務をこなし、それがつながっていく様子が描かれていました。(二宮が運んだアタッシュケースを、今度は中川が受け取るなど)このように、AIが巧みに複数のプレーヤーを操作し、目標を達成していきます。最終的な目的は、この企業のトップの抹殺と、プロフェット計画の中止でした。それが夫の命を奪われた復讐の達成となるからです。
最終回はどうなる?
最終的には、黒幕は逮捕されます。しかしその黒幕の逮捕を含むすべての事柄は、実はAIの計画通りだった…!ということがわかり、主人公が愕然とする…と言うところで物語が終わります。
続編があるのではないか…!?と思わせるラストで、歯切れは悪いけれど、背中がひやっとするような旋律の残るラストでもありました。
AIが発達するといろいろ便利なことがあるけれど、人間の仕事を奪って人間が必要なくなってしまうなど、問題点もたくさんありますよね。
この物語では、AIが人間を支配し、人間がAIの最終目標を達成するための駒となり動かされていく…と言う姿が描かれており、人間がAIに乗っ取られる恐怖のようなものを感じました。実際にありそうで怖いですよね。
CODE-願いの代償-台湾版と日本版の違いは?
台湾ドラマのCODEはシーズン2まで放送されています。シーズン1では主人公は銀行員で、欲に目がくらみ、アプリに翻弄された上に命を落とすまでが描かれています。その主人公の親戚役にあたるのが、フリー記者の椎名です。
シーズン1では謎のアプリの不思議な世界が描かれており、シーズン2ではそのアプリの全貌が解明されていきます。
今回日本版のドラマで描かれるのは、このシーズン2の内容になります。
原作では登場しないキャラクター
登場人物で、台湾版の原作には登場しないキャラクターがいます。玉山鉄二さんが演じる市川省吾と言う人物です。市川は謎のホスピタルクラウンとして、ピエロに扮して入院中の子供たちを楽しませる仕事をしています。
原作には未登場のキャラクターなのに、メインビジュアルの5人の中に写っています。
玉山鉄二さんが演じることから、それなりに大きい役どころになるのではないかと予想できますよね。原作にはないエピソードを入れてくるのかもしれません。
原作では女性と男性の配役が違う
さらに、染谷将太さんが演じているフリーの記者は台湾版では女性が演じていました。
CODEアプリを手に入れた形が違う
それから気になるのはここ。原作では、「恋人の死の真相を知りたければCODEをダウンロードしろ」と発信者不明で電話がかかってきたことから、主人公はアプリをダウンロードします。
しかし日本版では、昔の大学の知り合いから「久しぶり!」と連絡が来て、突然アプリを勧められます。ずっと連絡を取っていなかった昔の友人が勧めてくるものなんて、詐欺である可能性が高いのに、いくら恋人をなくして精神が弱っていた状態だからといって、刑事である主人公が何の疑いもなく怪しいアプリをダウンロードして使ってしまったところに疑問を抱いた視聴者も多かったです。
原作の方が、アプリをダウンロードする形が自然ですよね。なぜわざわざここを変えたのか?何か意味がありそうですね。そしてアプリを勧めてきた昔の友人を渋谷謙人さんが演じているので、後々このキャラクターもストーリーに絡んでくるのではないかなと思います。
まとめ
AIを題材にしたストーリーは最近多いですね。それ以外にも、スマホやアプリを使っていると、“AIによる〜“などよく目にします。本当に便利になったなぁと思う反面、それによって人間が何も考えなくなり、すべてAIに頼りきりの生活になることで、このドラマのようにAIに支配された世界になっていくのではないか…?とドラマを見て強くもなりました。
普通のサスペンスドラマとしても充分面白いですが、時代を風刺して警鐘を鳴らすドラマとも捉えられますね。
なんでもAIに頼りきりになるのは、気をつけましょう…!
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