Twitterから人気に火が付いたBL創作漫画「君には届かない。」が2023年9月よりTBSにてドラマ化されることが決定しました!
作者のみかさんは2018年から投稿を開始し、2019年、2020年のWeb漫画総選挙にノミネートされ、2020年には「次にくるマンガ大賞」にもノミネートされました。(入賞は逃している)
今回、前田拳太郎さんと超特急の柏木悠さんのダブル主演でお届けするドラマの内容を書いていきたいと思います。
こちらの記事では、人気BL漫画「君には届かない。」の原作漫画の登場人物やあらすじについてネタバレを書いていきます。また、最終回はどうなるのかを予想しますよ。
君には届かない。の原作漫画ネタバレ
君には届かないのストーリーのネタバレと登場人物について解説します。
君には届かない。登場人物ネタバレ
芦屋架(あしやカケル)
明るく人懐っこい性格で友達は多いですが、頭あまり良くなく補習になってしまうほど。みんなが近寄りがたいと感じているヤマトとは幼馴染で、普通に仲良くしていることを周りから不思議がられています。
ヤマトが自分のことを好きなのでは…?と感づいてから妙にヤマトのことを意識してしまい…。
ドラマでは超特急の柏木悠(ハル)さんが演じます。
柏木悠さんの過去のドラマ出演は九州朝日放送でローカル放送している「福岡恋愛白書17」で役名もないクラスメイト役を演じたくらいで、ほとんどテレビドラマ初出演で主役に大抜擢!ということになります。
カケルはヤマトとは釣り合わない”ちんちくりん”で顔も良くないという設定ですが、柏木悠さんは十分イケメンですよね。でも身長が165cmと低いのでそこは原作の設定と合っています。
大原倭斗(おおはらやまと)
高身長で顔がよく女子からモテて、成績も優秀ですが、無愛想でなんとなく男子たちから怖がられています。しかし無愛想なのは単純に人見知りだから。
小さい頃に心を閉ざしていた時期があり、その時カケルの存在に助けられたことから、カケルのことが好き。
普段感情を表に出さないタイプですが、カケルへの気持ちが溢れると大胆な行動に出ます。
ドラマでは前田拳太郎さんが演じます。
前田拳太郎さんといえば前クールの「わたしのお嫁くん」でキャピキャピした後輩の花妻くんを演じていました。花妻君は本当に可愛くて女の子みたいだったので、クールなヤマトとは全くキャラが違いますよね!最初は前田拳太郎さんの方がカケルの役をやるのかと思いました。
大原ミコト(おおはらミコト)
ヤマトの妹。クールで無愛想なので、女子のグループからはハブにされることもありますが、美人なのでクラスの男子から猛アプローチを受けています。
兄・ヤマトの、カケルに対する想いに気が付いています。
なぜなら、自分も届かぬ人へ恋心を寄せているから。その相手とは、実の兄のヤマトです…!
君には届かない。というテーマはミコト視点でもあったのですね。
藤野孝介(ふじのこうすけ)
カケルの友達。カケルとヤマトを呼んだ合コンで彼女ができました。合コンでカケルといい感じだった茜という女の子とカケルの仲を応援しています。
カケルとヤマトの関係を知った時には、祝福したい気持ちがあるものの、やはり男同士ということに戸惑いを隠せず、2人を避けてしまいます。
天宮颯一郎(あまみやそういちろう)
修学旅行でカケル、ヤマト、藤野と同じ班になってから仲良くしています。穏やかな性格で、場の空気を取り持つのが上手いです。
カケルとヤマトが付き合いだした報告を受け、祝福してくれます。
保坂唯(ほさかゆい)
修学旅行でカケル、ヤマト、藤野と同じ班になってから仲良くしています。ヤマトによくちょっかいを出してきます。細かいことに咄嗟に気づき助け舟を出してくれる機転の良さがあります。
天宮同様、カケルとヤマトが付き合いだしたことを祝福してくれます。
茜(あかね)
合コンでカケルと仲良くなった女子。カケルの事が気になっていましたが、カケルのヤマトへの気持ちに気付き、背中を押してくれます。
君には届かない。のあらすじネタバレ
告白
カケルとヤマトは幼馴染で仲良くしていますが、顔も性格も成績の良さも真逆。カケルは明るく愛嬌のある性格で友達も多い。ヤマトは背が高く成績も優秀女子からモテますが、人見知りなので無愛想だと誤解されやすく、男子からは近寄りがたいと思われています。
ある日、カケルがテストの点が悪く補習になってしまい、ヤマトが手伝いに来てくれます。その日、ヤマトは違うクラスの美人の女の子から告白されていて(断った)女子にモテるのにずっと彼女を作らないヤマトのことを不思議に思ったカケルは、「ヤマトは好きな人とかいないの?」と聞きます。
するとヤマトが「カケル」と一言。
驚いたカケルでしたが、ただ呼びかけられたのかと思い「何?」と返事をして、一世一代の告白をしたヤマトはがっくり…。
しかし、実はカケルはそれが「好きな人は?」の答えであることをちゃんと理解しており、「ヤマトの好きな人ってもしかして俺なの!?」とそれからヤマトのことを意識し始めます。
修学旅行でキス
その後もカケルはヤマトを意識しながらも、「男なんだからそんなことあるわけない」と自分に言い聞かせてきましたが、修学旅行で大事件が起こります。ヤマトの気持ちが溢れ、告白と同時にカケルにキスをし、はっきりとヤマトの気持ちがカケルに伝わります。
それでも簡単に付き合うハッピーエンドとはいかず、カケルが照れたり戸惑ったり、ヤマトと釣り合わないと悩んだり…もどかしいほどにもなかなかくっつきません。
クリスマスに押し倒す
そして、やっとのことでカケルもヤマトのことが好きだという自分の気持ちを自覚し、2人はめでたく付き合い始めます。
クリスマスを一緒に過ごしたヤマトとカケル。ヤマトはカケルを押し倒しますが、ドキドキして心臓爆発寸前なカケルは、隙を見て逃げ出してしまいます。カケルはヤマトと自分が釣り合っていないのではないかと思い悩み、素直になれないのです。
友達の反応
そんなすれ違いを乗り越え、それでも気持ちを確かめ合った二人。次の壁となるのは周りの反応。祝福してくれた友達もいるものの、クラスメイトの藤野は戸惑い、二人を避けてしまいます。男同士ということに理解のある世の中になってきたとは言え、やはり藤野のような戸惑いのリアクションを見せるのもとてもリアルです。漫画だからと言ってみんながLGBTに理解があり一斉に「おめでとう~!」とならないところが逆に良かったと思います。
原作ではまだここまでしかストーリーが進んでいないので、今後、藤野が2人のことをどのように受け入れていくのか?(当然受け入れるのでしょうが)そして周りの反応という壁を乗り越えた2人にまださらなる壁が立ちはだかるのか?それともいよいよ最終回を迎えるのか?が注目されるところです!
君には届かない。ドラマの最終回はどうなる?予想
君には届かない。の原作漫画は今も連載中なので、結末は出ていません。上のあらすじネタバレにも書きましたように、かなりもどかしい時を経て、やっとカケルとヤマトは付き合うことになりましたが、まだまだ2人は人目をしのんでのお付き合いということで、晴れてラブラブハッピーエンド!というわけではありません。
高校を卒業した2人ですので、これから第2章として社会人編などが描かれていく可能性もありますが、2人が付き合ったというところでキリがいいのでこの辺りで最終回になるのかもしれませんね。
ドラマではひとまず2人が結ばれたところを最終回に持ってくると思われます。時期的にも9月からスタートして12月に最終回を迎えるので、秋の修学旅行でのキスシーンやその後のクリスマスに2人がギクシャクしてしまうエピソードなど、時期的にはドラマで描くのにぴったりだなと思います。
まとめ
BL作品にも色々なヒット作品がありますが、どれも少女漫画以上にピュアでキュンキュンしてしまう作品が多いですよね。こちらの作品も本当にウブでもどかしくて”清純派”という感じですよ。主人公のカケルは見た目はちんちくりんでイケメンのヤマトと釣り合わないという設定ですが、ドラマで演じているお二人はとてもイケメンでかっこいいので、見ていて眼福なドラマにもなりそうです。
そしてもう一つのタイトルの意味となっているミコトの実の兄への恋心というのも、この作品のいいスパイスになっています。ミコトはとても美少女な設定なので、誰が演じるのかも気になりますね。
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