この夏、月9に久々に王道キラキララブストーリーが帰ってきます!
森七菜さん、間宮祥太朗さん主演で、海辺の男女の青春恋愛群像劇を描くドラマ「真夏のシンデレラ」について調べてみました。
ドラマ「真夏のシンデレラ」はどんなあらすじ?設定を聞くだけでいかにも少女漫画のようなストーリーを想像してしまいますが、原作漫画はあるのでしょうか?脚本家の市東さやかさんとはどんな人物なの?ということについてまとめていきます。
真夏のシンデレラの脚本は市東さやか
月9ドラマ「真夏のシンデレラ」の脚本を担当するのは市東(しとう)さやかさん。
市東さんは、2022年11月、第34回フジテレビヤングシナリオ大賞で大賞を受賞しました。
次代のスター脚本家が誕生✨第34回「#フジテレビヤングシナリオ大賞」が発表🎉
— フジテレビュー!! (@fujitvview) November 29, 2022
大賞は、看護大学院生の #市東さやか さんによる「瑠璃も玻璃も照らせば光る」🖋
市東さんは #宮藤官九郎 さんに憧れて脚本を書きはじめたそうで…👀
受賞した皆さんのコメントはこちら⏬ https://t.co/wyx4bOJYVi
このフジテレビヤングシナリオ大賞は、過去に坂元裕二さん、野島伸司さん、野木亜紀子さんなどの人気脚本を多数排出しており、若手の登竜門とされています。
市東さんの大賞受賞作である「瑠璃も玻璃も照らせば光る」も2022年12月27日(火)に1時間枠でドラマ化されました。審査員がこの作品を選んだ理由は「フジテレビらしいキラキラとしたドラマを選んだ」とのこと。
17歳の女子高生を主人公に、今を生きる若者たちの葛藤をリアルに描いた作品で主演は豊嶋花さんが務めました。うつ病の母と、脳梗塞で倒れた父の世話をする女子高生が、演劇部の照明係の活動を通して、葛藤しながらも成長していく物語です。
学校生活のキラキラした部分だけではなく、主人公の抱える家庭の問題も描くことで、青春=キラキラしているだけではなく苦しいこともある、でもそんな中でも夢を諦めずに一生懸命生きる、というリアルな姿が描かれていて作品に深みが増しています。
コロナ禍に、”楽しいだけじゃない青春”を過ごし、そんな中でも夢を諦めたくないと感じていた若者の心にも刺さるストーリーなのではないでしょうか?
『#瑠璃も玻璃も照らせば光る』#祷キララ さん #横田真悠 さんが出演🎊#市東さやか さんの「フジテレビヤングシナリオ大賞」受賞作🙌
— フジテレビュー!! (@fujitvview) December 16, 2022
主人公・ひかる(#豊嶋花)が参加する演劇部の部員役🤗
12月27日(火)13時45分~https://t.co/dAKMZ53IEv pic.twitter.com/22v7rUIvB3
真夏のシンデレラの脚本|市東さやかは元看護師
市東さんは兵庫県出身。フジテレビヤングシナリオ大賞受賞当時は30歳でした。一度は看護師として働いた職歴があるものの、受賞当時は神戸市看護大の大学院2年生でした。しかし今回の受賞を機に上京し、脚本家の道に専念することを決断します。
市東さんは「大学院を卒業したら、仕事はないですが東京に行こうと思う。仕事という保険を捨ててやってみよう、と。看護師も好きな仕事。安定しているのは看護師だけど、仕事柄は自分はいつか死ぬよな、と思っていた。ここで看護師の道を選んで死んだら後悔すると思った」と語り、かなり大きな覚悟を決めて上京したことがわかります。
そしてたった半年で月9の脚本をつかんだのですから、まさに市東さんが”シンデレラ”ですよね!
実は市東さんの1年前、2021年フジテレビヤングシナリオ大賞で大賞を受賞したのは生方美久さん(29)で、2022年冬に放送され社会現象となった川口春奈さん・SnowMan目黒蓮さん主演のフジテレビ系連続ドラマ「silent」の脚本を務めた脚本家さんです。
そう考えると1年以内に大きな作品を任され、結果を出し、スターダムへとのし上がっているということになるので、市東さんもこれに続け!という感じで期待してしまいますね。
真夏のシンデレラの脚本|市東さやかは独学
市東さんは、宮藤官九郎さんの作品に憧れて脚本を書き始めたということですが、全て独学!図書館で脚本の書き方の本を読み漁ったと言います。
「専門的に学んだこともなく、それをカバーするほど作品も見てない」と謙虚な姿勢ですが、実は少し人生経験が豊富…。
看護師として働いていた経歴以外にも実は離婚経験もあるそうで、次回作については「私が最近離婚したので、離婚の話にしようかな」とコメントしており、幅広い作品を書けそうな感じがします。
また、自身の作品に出演してほしい俳優は、大ファンだという阿部サダヲさん。「真夏のシンデレラ」に特別出演してくれるかもしれないので要チェックです。
【真夏のシンデレラ】あらすじは?
˗ˏˋ 7月期新月9ドラマ ˎˊ˗
— 【公式】『真夏のシンデレラ』7月スタート月9(フジテレビ) (@natsu_cin) May 16, 2023
#真夏のシンデレラ#森七菜 #間宮祥太朗#神尾楓珠 #吉川愛 #萩原利久 #白濱亜嵐 #仁村紗和 #水上恒司
夏がもたらす偶然の出会い―
波の数だけ出会いがあり
砂の数だけ恋がある
そして、夏物語のキセキが動き出す
⋰
この夏、一番の恋の予感
⋱ #夏シン #フジテレビ pic.twitter.com/igeW8khhji
「真夏のシンデレラ」は、森七菜さんと間宮祥太朗さんのW主演で、8人の男女が真夏の海で織り成す恋模様を描く恋愛群像劇。他の出演者は、神尾楓珠さん、吉川愛さん、萩原利久さん、GENERATIONSfromEXILETRIBE・白濱亜嵐さん、仁村紗和さん、水上恒司さん。
海辺で一緒に生まれ育った“海辺のシンデレラ”である夏海(森七菜)ら女友達3人組と、東京で親の期待に応えて一流大学に入学し、それぞれの道へ進むも優等生な日々を送る健人(間宮祥太朗)ら男友達。そんな通常なら交わるはずのない男女が、真夏の海で運命的に出会い、住む世界が違うという”壁”を乗り越え、感情や本音をぶつけ合いながら成長していく恋あり夢あり友情ありのキラキラ青春群像劇。
もうこれだけですごく面白そうでワクワクしてきますね!
女友達3人組は、森七菜さん、吉川愛さん、仁村紗和さん。
森七菜さんはサップのインストラクター。サバサバして男勝りな性格。父親と弟と3人暮らし。父親役と弟役はまだ発表されていないので、誰になるのか楽しみですね。
吉川愛さんは、美容師アシスタント2年目。恋に憧れており、マッチングアプリにハマって一日中アプリを眺めて過ごす日々ですが、美容師になるために頑張って努力している一生懸命な女の子です。吉川愛さん、メンヘラな役が似合いそうです。
仁村紗和さんはなんと、18歳で息子を産んだシングルマザーの役です。一体誰が恋のお相手になるのでしょうか?仁村紗和さんは、現在放送中の「わたしのお嫁くん」で振り切った演技が話題となっており注目度急上昇中です。
今分かっている情報ですと、間宮祥太朗さんがエリート男友達役。
神尾楓珠さんは、森七菜さんの幼馴染で、地元で働く大工の役で、いつも夏海(森七菜)のそばに寄り添ってくれている存在。
森七菜さん、神尾楓珠さん、間宮祥太朗さんの三角関係になりそうですよね。
神尾楓珠さん、間宮祥太朗さんといえば、大人気ドラマ「ナンバMG5」で対立していた不良から次第に友達になっていく役を演じ、視聴者から大人気の2人でした。そんな2人が今度は恋のライバルになるなんて、ナンバMG5ファンからすると激アツですね!
水上恒司さんは、ライフセーバー役で、海で助けた女性に一目ぼれをしてしまいます。一目惚れする相手というのは女友達3人組のうちの誰かなのでしょうか?
白濱亜嵐さんは男子チームのムードメーカーでお調子者という情報しかないので、どのように恋愛模様に関わってくるのかまだ分かりません。
そして、森七菜さん、神尾楓珠さん、萩原利久さんは、菅田将暉さん主演ドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」で全員同じクラスの生徒役でしたよね。あの頃は、森七菜さんも萩原利久さんもまだまだ無名でしたが、ラブストーリーの主演やメインキャストを任されるほどにまで成長したかと思うと、演じているキャストたちの成長物語のようで、なんだか感慨深いものがあります。
真夏のシンデレラの原作漫画はある?
月9ドラマ「真夏のシンデレラ」に原作はなく、オリジナル脚本になります。しかし偶然の出会いや、複数の男女の思いが交錯する恋模様、海辺を舞台にキラキラとした青春など、王道少女漫画のようなストーリーになるのではないかなと予想されます。
上記で紹介したように、市東さやかさんはフジテレビヤング大賞を受賞していますが、この時の作品について審査員は「フジテレビらしいキラキラしたドラマを選出した」とコメントしています。
80年代のいわゆる”トレンディドラマ”と呼ばれた時代の月9ドラマのように、ちょっとベタでも古臭くても、王道ど真ん中の胸キュンラブストーリーが見たいですね!
まとめ
今回紹介した月9ドラマ「真夏のシンデレラ」は7月に放送開始です。いよいよ夏本番!恋と青春がしたくなるようなキラキラしたドラマを期待したいですね。
去年の冬に「silent」ブームが巻き起こったように、この夏は「真夏のシンデレラ」ブームが巻き起こるのでしょうか?
一時期ではフジテレビドラマの低迷により、2018年を境に月9=ラブストーリーという路線を廃止し、刑事ドラマや医療ドラマなど1話完結ものドラマに路線変更していました。今回、王道恋愛ドラマということで言うと、2016年7月期に放送された「好きな人がいること」以来7年ぶり!
私は昔ながらの月9らしい王道恋愛ドラマが大好きでしたし、「好きな人がいること」も視聴率は悪かったですが、個人的にはすごく好きなドラマでした。
ですから今回キラキラ恋愛路線に戻ってくれて実はかなり嬉しいです。このドラマがヒットすれば、また月9=王道恋愛ドラマの流れに戻っていくかもしれないですね。
令和を代表するキラキラ胸キュン青春ドラマになることを期待しています!
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