2013年NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の主演で一躍時の人となった能年玲奈さん。
「あまちゃん」で能年玲奈さんという女優を知った方は多いのではないでしょうか。
これからの活躍が期待されていた能年玲奈さんでしたが、いつのまにかメディアで見かけなくなり、2016年7月に「能年玲奈」から「のん」に改名しました。
一体、能年玲奈さんになにがあったのでしょうか。
そこで今回は、
- 能年玲奈さんがのんに改名したのはなぜ
- 本名が使えない理由の真相
についてお伝えしていきます。
能年玲奈がのんに改名したのはなぜ?
能年玲奈さんが「のん」に改名したきっかけは、前所属事務所のレプロエンタテイメントを辞めたからです。
能年玲奈さんの前所属事務所への不満や仕事の方向性の違いなどがあり、2015年1月に個人事務所「三毛&カリントウ」を設立しました。
当時契約中だった所属事務所に断りなく、個人事務所を立ち上げたことに激怒したレプロは、決まっていたドラマやCMなどのテレビ局側に圧力をかけていき、目立ったメディアの露出も徐々に減らして言ったといいます。
「あまちゃん」の大ヒットで、人気女優の今後の活動が期待されていたときに、メディアへの露出が少なくなったことから、世間では「干された」「最近見なくなったけど、何かあったの?」という噂や心配するコメントの投稿などがありました。
「能年玲奈は干された(見なくなった)」はなんとなく知ってたけど色々ゴタゴタがあったの初めて知った。可哀想ではあるけどのんって名前も可愛くていいよね
— らじゅん (@carelessmith_) September 5, 2023
事務所に干された能年玲奈もかわいそうやろ。名前が使えんのやぞ? #ntv #今夜くらべてみました
— 椛 大介 ˢᵗᵃʳᵗᵉᵈ ʳᵘⁿⁿⁱⁿᵍ ᵒⁿ “ᴴⁱᵍʰʷᵃʸ 𝕏” (@kabachang) July 26, 2017
ここまでは、能年玲奈さんがレプロエンタテイメントに断りなく個人事務所を作ったりと、一方的に能年玲奈さんが身勝手に行動したように見えます。
能年玲奈さん側としては、自身がやりたかった仕事のオファーも、事務所の意向に沿わないものはやらせてもらえない状況や、待遇、給料面、仕事内容などの不満があったそうです。
「あまちゃん」の撮影期間も財布の中身は200円しか入っていなかったというエピソードがあり、当時は『月給5万円』だったという噂が広まりました。
「進撃の巨人」の出演オファーがあったときも、本人が出演を希望したにもかかわらず前所属事務所が断ったそうです。
噂が本当であれば、前所属事務所への不信感に繋がってしまうのはムリもありませんね。
「能年玲奈という本名は商標登録されているから、改名したのでは」という噂もありますが、商標登録はされていません。
特許庁管轄の「特許情報プラットフォーム」で調べる限り、「能年玲奈」は商標登録されていない。そのため、商標権の侵害等の問題が発生することはなさそうだ。
exciteニュース
「能年玲奈」という名前は本名で、商標登録もされていないことが事実のようなので、世間一般としては、名の知られている「能年玲奈」で芸能活動した方がいいと感じます。
しかし、人気絶頂の最中、個人事務所を設立して独立までしたのに「能年玲奈」ではなく、「のん」として活動を選んだということは、かなりの覚悟がいったことでしょう。
レプロエンタテインメントは新垣結衣さんや長谷川京子さんなど有名俳優、女優、タレントなどが所属する大きなプロダクションです。
前所属事務所を辞めたことをきっかけに「のん」に改名しましたが、これからの芸能活動のため、トラブル回避のために改名したのでしょう。
若い20代でこれからのときに、大手芸能事務所といざこざがあると芸能活動どころではなくなります。
能年玲奈さんが悩み抜いて、出した答えではないでしょうか。
【能年玲奈(のん)】本名を使えない理由は?
先ほど、「能年玲奈」が本名で、商標登録はされていないと説明しました。
では、本名が使えない理由はなんでしょうか。
法的解釈で使えないという誤解が一部広まったようですが、実際は能年玲奈さん側と前所属事務所と和解できれば、本名「能年玲奈」の名前は使えるようです。
しかし、ネットやSNSなどでは「契約終了後もレプロの許可なしに使用出来ない」という警告書が出たからだという噂やコメントが書かれていました。
能年玲奈さん『のん』改名の陰には前所属事務所からの“警告書”が有った!!https://t.co/JN9yCAeAgw pic.twitter.com/BVmuIOlNgJ
— ランチプレートKINGDOM (@LunchKingdom) July 21, 2016
#必ず取り戻そう能年玲奈という美しい名前を
— blanche_m09 (@blanche_m09) July 20, 2016
スクープ速報
能年玲奈
改名の陰に前事務所からの“警告書”
週刊文春は本日発売です
頑張れのんちゃん!https://t.co/1AAEt0Uh4H#のん#のんちゃん#能年玲奈 pic.twitter.com/sRjzpwzLG2
実際は能年玲奈さん側の弁護士によると、前所属事務所側は「ここは明確にしたいのですが、『能年玲奈という名前を使わせない』と発言したことも、その種の文書を送ったことも一度もないと主張しています。
レプロエンタテインメント側の言い分は、本名が使えないとの警告書を送ったわけではないとのことです。
契約書には「能年玲奈」という名前は、レプロエンタテイメント側の許可なしでは使えないという趣旨も含まれていることから、話し合いによっては本名が使えるという主張でした。
能年玲奈さんはレプロエンタテイメント側の1対1の対面で話し合いという提案に出席しなかったとのことです。
よほど、能年玲奈さんと前所属事務所の間には、対話も拒むくらいの溝があったのでしょう。
本人が使えない理由は、改名した理由と同じように、これからの芸能活動におけるトラブル回避のため、仕方のないことだったに違いありません。
大手芸能事務所の力はテレビ局やマスコミに対しての強い圧力によって、言いなりにさせているのかもしれません。見えない力ですね。
その当時は能年玲奈さんもその強い力に対しては、改名することが1番良かったのでしょう。
本人のやりたいことと、やりたいことを制限される環境の間で葛藤してきた中、答えを出したのです。
ますます応援したくなります。
まとめ
今回は、能年玲奈さんが「のん」に改名した理由と本人が使えない理由の真相について、お伝えしました。
能年玲奈さんのこれまでの芸能生活は順風満帆と言えなかったかもしれませんが、2023年9月現在ではCM、映画、ラジオなど活動の幅を広げています。
「のん」に改名から7年ほど経ち、メディアで見ることも増えてきて世の中に「のん」という名前が浸透してきましたね。
これからものんさんらしく、活躍してくれることを期待したいです。
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