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力士の寿命はどのくらい?死因やなりやすい病気を調査

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古来から神事や祭事として、日本人に親しまれてきた「相撲」。武芸や武道の一つとされ、多くの日本人にとっては国技として受け入れられており、海外の方からの人気も高いですね。

その相撲を行う上で、欠かせない存在が「力士」です。

親しみを込めて、「お相撲さん」とも呼ばれておりますが、「力士」とは、日本相撲協会によると、中卒以上の義務教育を修了しており、身長167㎝以上、体重67kg以上の男性に受験資格が与えられ、検査に合格した十両以上の者だそうです。

そんな力士の皆さんですが、一方で「力士は短命」とも言われております。

お相撲さんのイメージとして、大きな体や大きな手、丁髷(ちょんまげ)姿に、ちゃんこ鍋がありますが、あの大きな体は、力士の体や健康にどのような影響を与えているのか気になりますね。

力士の寿命はどのくらい?死因やなりやすい病気を調査 と題し調べていきます。

目次

力士の寿命はどのくらい?

力士は短命と言われております。

1898〜1947年頃は、力士の平均死亡年齢は46歳でしたが、1978〜近年にかけて、65.2歳に延びています。

これは、健康指導や管理の徹底、医療が進歩したおかげです。

相撲に限らず、さまざまなスポーツにおいて、青少年期に激しい運動を過度にすると短命になるという研究結果が報告されています。

中でも、日本伝統のスポーツである『相撲』は、勝つために体を大きくし、体重を増やす事が重要とされる特殊なスポーツです。

そのために、食事も稽古の一環とされており、力士の1日の食事の摂取カロリーは約8000kcalと言われております。一般男性で2000kcal、重労働をされる男性で3500kcalが理想とされていることを考えるとすごい摂取量ですよね。

力士は、1日に2回の食事で、朝稽古のあとに、朝食兼昼食と、夕食の2回だといいますが、中には体を大きくするために、間食や夜食を食べる人もいるそうです。

食事も栄養面などを考えられたメニューが多く、ただ体を大きくするだけでなく、健康を意識しながらの食事管理をされているようですが、やはり、特徴的な生活習慣が体にもたらす影響は少なくないようです。

力士の死因やなりやすい病気を調査

最近亡くなられた力士の中で、元横綱の曙さんの記憶が新しいですが、曙さんは、心不全のため54歳の若さで亡くなりました。

歴代の力士の方の死因で最も多いのは、心疾患です。

力士の過体重は、超肥満体とも言え、肥満体者は、標準体重者に比べ、過体重に起因する疾患の罹患率が高い傾向にあります。

心臓に負担がかかってしまうため、心疾患や糖尿病などの疾患も高いようです。

朝起きてすぐの朝稽古から始まり、食べて寝て体重を増やす無茶な人体改造は、医学的にみてもかなり体への負担が大きいのです。

昔に比べ、健康指導や医学の進歩により、寿命も延びてはいるものの、現役時代の無理を重ねた生活習慣ばかりでなく、力士の短命の要因には、引退後の長期間のライフスタイルも影響していると言われています。

また、力士の健康に影響する要因として、年6回の本場所と地方巡業もあげられます。

コロナ禍で中止となっていた巡業も、2023年から戻り、満員御礼になるなど、沢山の人々が待ち望んでいた事が分かりますね。

しかし、本場所の間に地方巡業が組まれ、力士の体にかかる負荷は大きいと言えます。

全国をまわる地方巡業は、疲労の蓄積もあり、力士のみなさんにとっては過酷なものです。

そういった意味で、この6回の本場所と地方巡業も、力士の健康に大きく関係しているのだそうです。

相撲ファンの方にとって、力士とふれあえる巡業はとても嬉しいものですが、その裏では、一般人には理解し難い苦労や努力をされているのですね。

まとめ

力士の寿命はどのくらい?死因やなりやすい病気を調査 と題しお伝えしてきました。

日本人にとって昔から根強い人気のある『相撲』。近くで見ると、とても迫力がある大きな体の『力士』ですが、あの大きな体を作り、勝負に勝つためには、大幅な体重増加をするなど、体に大きな負荷がかかります。

そのため、「力士は短命」と言われており、近年の力士の平均寿命は、65.2歳なのだそうです。

これまで亡くなられた力士の方々の死因として最も多いのは、心疾患です。

過体重を起因とする心疾患や、糖尿病になりやすいと言われています。

健康指導や医学の進歩で、寿命が延びているとはいえ、激しい運動の後の大量の食事量、など無茶な人体改造、そして全国をまわる地方巡業などが力士の体に与える影響はとても大きいのです。

力士の皆さんの、想像を絶するほどの苦労や努力は計り知れませんね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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