日本テレビ『満点青空レストラン』(2022年10月1日)で放送の「サキホコレ」について気になったので調べてみました。
秋田が誇る新品種はあのブランド米を超える味?!知れば知るほど食べてみたくなりました。
「サキホコレ」2022年に本格デビュー!

2021年から販売を開始し、本格市場デビューは2022年から。
サキホコレは秋田県が実に9年もの歳月をかけて開発したブランド米で、目指したのは「コシヒカリを越える食味」。高級ブランド米として全国への認知を目指しています。
日本穀物検定協会(東京)発表した2021年産米の食味ランキングでは、最高評価の特Aに選ばれました。
国内外から募った名称は25万893件。
最終的に稲王(いなおう)とサキホコレの2案に絞られたのだそう。
名称を決定した佐竹敬久秋田県知事は「米の名前はずっと残る。決めるのは相当緊張した」と
2021年11月7日 掲載の秋田魁新報で振り返っています。
新品種の新米、一度食べてみなければいけませんね。
サキホコレ、あきたこまちとの違いは「食感と甘み」
サキホコレの特徴は
- 粒感があり、ふっくらとした食感
- 程よい粘りと噛めば噛むほど広がる甘み
- 白くてつやのある見た目
- 甘みが強くてしっとりとしている
あきたこまちの特徴は
- 粒がしっかりしている
- あっさりした甘み
- 繊細な和食との相性がいい
サキホコレとあきたこまちの違いは食感と甘みにあります。
サキホコレ | あきたこまち | |
食感 | ふっくら | しっかり |
甘さ | 強い | あっさり |
粘り | ある | 弱め |
あっさりした甘みのあきたこまちに対してサキホコレの甘みは強め。
しっかりした食感のあきたこまちに対してサキホコレの食感はふっくら。

サキホコレはコシヒカリを越える食感を目指しただけあってバランス表では「外観」「香り」「味」「粘り」「柔らかさ」すべてでコシヒカリを上回っているというデータがでています。
⇓こちらの動画でバランス表を確認できます!⇓
今はコメ業界は新品種ラッシュ?!

最近知らない銘柄のお米多いな?と思いませんか?
それもそのはず、どの県も新品種米をつぎつぎと世に出しています。
もうお米は「ひとめぼれ」、「あきたこまち」、「コシヒカリ」だけではないんです。
青森県「青天の霹靂」(2015年)「あさゆき」(2015年)
岩手県「銀河のしずく」(2015年)「金色の風」(2016年)
秋田県「サキホコレ」(2021年)
山形県「雪若丸」(2018年)
宮城県「だて正夢」(2018年)
福島県「福.笑い」(2021年)
富山県「富富富(ふふふ)」(2018年)
福井県「いちほまれ」(2020年)
石川県「百万石」(2017年)
まさにお米界は空前の出産ラッシュ。
どこお米も新潟県産のコシヒカリを越えるために開発されたお米です。
研究開発に躍起になっています。
新潟県は2008年に新品種「新之助」を発表していますが、コシヒカリに勝てなかったのかあまり知名度は上がっていないように思います。
一杯のごはんの値段をしっていますか?

いつも食べているお米がいくらだか考えたことはありますか?
お米一袋でお茶碗なん杯分?
1合=約150gのお米の炊きあがりは約300~350gになります。
お茶碗1杯は約150g。
白米に換算するとお茶碗1杯(約150g)のお米は75~64g。
5kgのお米から約66~78杯のお米ができます。
お茶碗1杯の値段は?
1杯 | |
2,500円/5kg | 38~32円 |
3,000円/5kg | 46~39円 |
3,500円/5kg | 53~45円 |
つまり5kg 2,500円のお米と3,000円のお米の差はたった一杯15円。
一杯15円で普段の食事が、最高の和定食になっちゃうんです。
おいしくて食べ過ぎたら別ですが(笑)
一度試してみてはいかがでしょうか?
まとめ
秋田県新品種米「サキホコレ」は2022年に本格デビューします。
「コシヒカリを超える食味」を目指して開発されました。
あきたこまちとの違いは強い甘みとふっくらとした食感です。
今コメ業界では空前の新品種ラッシュ。打倒コシヒカリをかかげて切磋琢磨しています。
高いお米もお茶碗1杯で計算すると十数円のちがいです!ちょっと贅沢しておいしいお米を食べませんか?
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