森七菜さん主演の月9ドラマ、真夏のシンデレラ。月9の枠で7年ぶりにラブストーリーを手掛けるということで注目されていましたが、視聴率が低い!打ち切りになるのではないか?と噂されています。
こちらの記事では、ドラマ 真夏のシンデレラの視聴率と、打ち切りになるかもしれない理由について書いています。
【真夏のシンデレラ】視聴率が低い
真夏のシンデレラは、現在3話まで放送されています。
視聴率がふるっていないようなのですが、実際どれくらいなのかを見てみましょう。
1話 6.9%
2話 5.4%
3話 5.5%
ちなみに今クールで一番1話の視聴率が良かったものは、日曜劇場VIVANT 11.5%でした。
2番目に高かったものが、木曜ドラマ ハヤブサ消防団 10.5%。
その他の、今期のドラマは火曜ドラマ シッコウ!!~犬と私と執行官~の9.6%、金曜ドラマ トリリオンゲーム 7.4%、他は全て6%台と5%台です。
そして、昔の月9ラブストーリードラマとも比較してみました。
海辺が舞台、複数の男女の群像劇である点が似ていると言われているサマーヌードは、1話視聴率 17.4%、平均視聴率は12.7%。
7年前の月9 ラブストーリードラマ 好きな人がいることは、1話視聴率 10.1%、平均視聴率8.9%。
ドラマの視聴率自体が年々低くなっているので、2013年に放送されたサマーヌードよりも2016年に放送された好きな人がいることの方が視聴率が下がっているのは仕方がないにしても、この作品の視聴率が振るわなかったことが決め手となって、月9のラブストーリーが廃止され、お仕事ドラマにシフトされることになりました。
しかし真夏のシンデレラは、その好きな人がいることよりも、かなり低い数字をマークしてしまっています。このままの流れですと平均視聴率も5%台になるでしょう。
これはかなり低い数字と言えるのではないでしょうか。
真夏のシンデレラが打ち切りになる?理由は3つ!
視聴率が悪く打ち切りが噂されている真夏のシンデレラですが、評判が悪い理由はあるのでしょうか?いくつかありましたのでまとめてみました。
キャストがはまっていない
森七菜、間宮祥太朗
メインの2人となるのが、森七菜さんと間宮祥太朗さん。普通に行けばこの2人が最終的にくっつくことになると思うのですが、実年齢で言うと森七菜さんが21歳。間宮祥太朗さんが30歳。かなり年齢が離れているんですよね。そして、見た目も、間宮祥太朗さんが大人っぽいのに対して、森七菜さんは中学生のような顔をしていますよね。ちょっとロリコンに見えてしまうんです…。
それに2人が並んだ時の身長のバランスも悪い。間宮祥太朗さんんは179センチ、森七菜さんは154センチです。
この2人が兄妹の役だったらすごく合っているのになぁと思います。
水上恒司と仁村紗和
仁村紗和さんはシングルマザーで夜に海で溺れていたところ、ライフセーバーの水上恒司さんに助けられます。すると、なぜか水上恒司さんは仁村紗和さんに一目惚れして、それからぐいぐいアプローチをしていくという展開になっていくのですが、仁村紗和さん、個性的な女優さんだとは思いますが一目惚れされる美人の年上女性という感じではないような気がするので、そういった役にハマっていないという意見が見られます。
白濱亜嵐が浮いている
キャストの中で白濱亜嵐さんだけがなんか浮いていると感じてしまいます。他のキャストがまだまだ若手だったり、売り出し中なのに比べて、白濱亜嵐さんは旬が過ぎたような印象があるからでしょうか。
1人だけ年上のような気もしましたが、調べてみると29歳でした。間宮祥太朗さんが30歳なので、仁村紗和さんが28歳、あまり変わりませんね。
しかし、萩原利久さんは24歳なので、あれ?3人は同級生じゃないの?という違和感はあります。
キャストにもうちょっと華があれば…
誰がどの役にハマっていないということでもありませんが、全体的にキャストに華がないというのは言われています。
過去に似ているドラマとしてよく名前が挙げられるサマーヌードですが、山下智久さん、香里奈さん、戸田恵梨香さん、窪田正孝さん、長澤まさみさんなど超豪華キャストでした。それに比べると確かに誰をメインで見たらいいのだろうか?という感じですね。
でも、あと数年後にはみんながそれぞれ成長して、「真夏のシンデレラって今思うとめっちゃ豪華なキャスト出てたよね」と言われるようになっているかもしれませんよね。
ストーリーが不自然
暴言がありえない
そもそもの男女の出会いとなったのが、海でのサップの体験。美人でスタイル抜群のインストラクターが目当てで申し込んだのに、お目当てのインストラクターが風邪で、代わりに夏海がやってきたというシーンから始まりました。
遠くから歩いてくる夏海を見て「あれじゃないよなぁ、美人でもないし、スタイル抜群でもないし」と失礼なセリフがあり、のり七さんは素朴を売りにしている女優さんなので、それはまだいいとしても、修(萩原利久)が面と向かって夏海に「ちんちくりん」というシーンがあり、「これはあり得ない!」「美人じゃないし、スタイルも良くないと言われるほど、森七菜ちゃん悪くない。普通に超美人でスタイルいいと思う!」などと批判殺到でした。
でも、もし最初にこのシーンがなければ、「もっと美人な女優さんで見たい」「森七菜が受け付けない」などの、アンチの感想が多くあったことは予想できることなので、それを避けるために最初に森さんを落としたのかもしれません。
しかし、容姿について失礼なことを言うだけでなく、修はその後にも貧乏や低学歴を馬鹿にするような発言が多々あり、もしかしたら修は東大卒の医者ですが、実はアスペルガーという設定なのかも?と考察する声もありました。
秒速5センチメートル
シングルマザーの、理沙(仁村紗和)とライフセーバーの宗佑(水上恒司)が宅飲みをしていた際に、映画秒速5センチメートルのDVDを見て、「子供の頃初めて映画館で観た映画」という共通点に「運命だ」と盛り上がるシーンがありました。
秒速5センチメートルは2007年公開のアニメ映画。16年前です。
理沙やソウスケが27歳くらいだと想定して、11歳ぐらいの時に公開された映画。
今でこそ新海誠作品といえば公開のたびに注目されていますが、その頃はそこまで有名ではありませんでしたし、秒速5センチメートルは、ミニシアター系のマイナー作品だったので、かなり映画通でなければ子供の時に初めて見る映画として、秒速5センチメートルを選ぶのは無理があるような気がします。
でも、だからこそ「運命だ」と思ったのかもしれませんが。
そして、新海誠作品といえば森七菜さんが有名になるきっかけとなったのは新海誠監督の天気の子で、ヒロインの声を担当したことです。新海誠から森さんを連想させて、クスッとさせるだけの狙いだったのかもしれませんね。
その他にも「若いイケメンのライフセーバーが突然シングルマザーに惚れてこんなにグイグイ来る意味がわからない」「シングルマザーなのに独身と同じ時間間隔で出歩きすぎ」などといったストーリーにの不自然さを感じる人もたくさんいました。
ヘリコプターで来た説
3話のラストシーンでは、東京の会社に勤める健人(間宮祥太朗)が、台風が迫る中、夏海(森七菜)のことが気になり、江ノ島のショップに駆けつけました。
この展開には「ヘリコプターできた説」などと突っ込み満載でした。
夏海に対する気持ちが加速的に膨らんでいることを表現したかったのだと思いますが、視聴者のツッコミの餌食となっていました…。
ドラマのターゲットが若すぎる
真夏のシンデレラは、ターゲットを十代という若いところに設定していると思われます。それは番組側が、「結末は決まっておらず、みんなの反応を見てからストーリーを変えていくかもしれない」と公言していることです。
ある程度は誰と誰が三角関係になって…というところは決まっているのでしょうが、最終的にどっちとくっつく!?といったところは、視聴者の人気の高さなどで変わってくるのかもしれません。
ということは、制作側が逐一ドラマの放送後にSNSでみんなの反応をチェックしているということですよね?SNSにドラマの感想を投稿するのは、若い人が多いでしょうから、ターゲットは若者としているのでしょう。
真夏のシンデレラの評価には、「昔のトレンディドラマ感がすごい」「ストーリー展開がベタすぎる」「雰囲気が古臭すぎてダサい」「脚本代30代なのに、なぜこんなに古臭いストーリーが書けるのか」などといったものがあります。
脚本家さんはまだ若い方でしたら、もしかしたら昔のドラマを好きでたくさん見てきたのかもしれませんね。私もドラマ好きで色々なトレンディードラマも見てきたので、確かに80年代のドラマみたいと古臭く感じるのは納得です。
ですが十代からしたら80年代のトレンディドラマなどを見たことがないので、真夏のシンデレラを古臭いとも思わないのかもしれません。そういった世代には普通に楽しまれている可能性はありますね。昔の若者に受けた作品は、今の若者にも受けるということです。
ただ、やはり若者はあまりテレビを見ません。ドラマも見ません。そうすると、若者をターゲットにしたドラマではあまり成果が出ないということに必然的になってきます。
ベタな演出でも斬新だと感じてくれる若者をターゲットにするか、「下手だ、新鮮味がない」と色々言うけれど、ドラマを見るという文化が根付いている年代をターゲットにするか迷いどころですね。
まとめ
以上、真夏のシンデレラについて色々とネガティブな評判を調査しましたが、これだけ色々言われているということは注目されている作品であるとも言えます。
視聴率は低迷しているものの、TVerのお気に入り登録数では、VIVANTに次いで2位にランクしています。
何だかんだ皆文句を言いながらも気になって見ているという感じなのでしょうか。
そして、ドラマを打ち切りにすると予定していた枠が空いてしまうので、新しい番組を差し込まなければいけなくなりますね。スペシャル番組でバラエティなどやったとしても、それがドラマよりも視聴率が取れるとも限りません。
ですので、ドラマの打ち切りというのは、あまりないのではないかなーと思います。
この記事を読んでくださった方も、真夏のシンデレラ、なんだか古臭いなあとか、面白くないなぁと思いながらも、やはり気になってしまっている方だと思います。ぜひ、最終回まで見届けてあげてほしいなと思います。
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