台風7号が日本に接近中ですが、台風8号は発生しました。
台風6号に続き、7号と台風続きの日本ですが、台風8号は夏休みシーズン後半に日本へ上陸する可能性があるのでしょうか。
米軍の進路予想やヨーロッパ、気象庁、Windyの予報をもとに今後の進路を見ていきます。
日本への影響はあるのでしょうか。
台風8号2023米軍(JTWC)による進路予想
米軍(JTWC)はアメリカ合衆国が海軍と空軍が共同で運営している気象情報機関です。
引用:https://www.metoc.navy.mil/jtwc/jtwc.html
日本時間:2023年8月12日3:00
「TY07W」と赤矢印であらわされているのが台風7号です。こちらの予報は12日3:00の時点でのものなのでまだ台風8号として表記されていませんが、赤丸で囲んだ部分が現在は台風8号に発達しています。
JTWCの予報には、世界標準時(UTC)での時刻が使われているので、日本時間に変換する場合は、9時間を足す必要があります。
例えば、JTWCの予報に「11/1800Z」とある場合、これは世界標準時で2023年8月11日18:00を表していて、「日本時間2023年8月12日3:00」ということになります。
日本への影響は現段階では不明ですが、日本に接近してくる可能性は大いにありますので注意が必要です。
台風8号2023欧州中期予報センター(ECMWF)進路予想
ECMWFは、欧州中期予報センターが出している情報で、世界中の気象情報を収集し予報をだしています。
引用:https://charts.ecmwf.int/products/medium-mslp-wind850?base_time=202308111200&projection=opencharts_east_tropic&valid_time=202308141800
こちらが「Mon 14 Aug 2023 18」日本時間2023年8月15日3時の予報図です。
赤丸で囲んでいる部分が台風8号です。このまま消えてしまうようにも見えますが、今後の予報を注意深く見ていく必要があります。
台風8号2023気象庁による進路予想
気象庁による進路予想です。太平洋に台風8号が発生しています。
西半球と東半球では台風の呼び名が違い、西半球では『ハリケーン』・東半球では『台風』と呼ばれます。今回の台風はハリケーンが”越境”し、台風8号に名前を変えました。
引用:https://www.data.jma.go.jp/gmd/kaiyou/data/db/kaikyo/daily/sst_wnp.html
台風8号2023Windyによる進路予想
Windyは、チェコの会社が運営する気象情報サイトで、「ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)」と、「GFS(アメリカ国立気象局)」の気象情報をが基になっています。更新頻度が高く、今後の予報が視覚的にわかりやすいので使い勝手もいいですよね。
ではWindyによる進路予想をみていきましょう。
8月12日12:00時点では右下に台風8号があることが確認できます。
8月15日3:00時点ではかなり小さくなっているようです。
8月17日時点では台風は消えているように見えます。
台風8号2023日本への影響はある?
米軍(JTWC)、欧州中期予報センター(ECMWF)、気象庁、Windyを総合的に見てみると現時点では台風8号の日本への影響はなさそうです。
今後の予報を注意深くみて、新しい情報が入りましたら更新いたします。
台風8号2023による飛行機への影響は?
飛行機の影響は以下から確認できます。
JAL
ANA
スカイマーク
ピーチアビエーション
ジェットスター
スプリングジャパン
なお欠航や台風によるチケットのキャンセル払い戻しについては、各航空会社へお問い合わせください。
台風7号2023による新幹線への影響は?
新幹線の運行状況は以下から確認できます。
まとめ
台風8号が発生しました。8月12日の予報では日本への影響はなさそうですが、今後の予報には注意が必要です。
台風6号は九州・沖縄地方へ上陸、台風7号は関西地方を直撃しそうです。西半球でハリケーンとして発生し、東半球で台風8号として名前を変えた今回の台風。日本へまでは来ないでほしいですね。
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