9月7日、ジャニーズ事務所は会見を開きました。内容をわかりやすく要約し、まとめました。
【ジャニーズ会見まとめ】9月7日の内容をわかりやすく要約
ジャニーズ事務所の会見について、わかりやすく要約しました。
ジャニーズ事務所の新社長と副社長の交代について
ジャニーズ事務所は9月5日をもってジュリー藤島氏が社長を辞任。副社長の白波瀬氏も引責辞任。
新社長は東山紀之氏が務め、副社長についてはタレントがすることはない。
東山紀之氏が社長に選ばれた理由としては、経営陣とジュニアの間に溝がありそこを埋めるのに適任だということ。
同族経営についての弊害には今後の課題として取り組むとし、100%株主であるジュリー藤島については、被害者への保証が速やかに進めばすぐにおりると説明がありました。
ジュリー氏の進退や報酬についてはまだ未定。保障とタレントのケア以外に介入はしないとのこと。
ジャニー喜多川氏の性加害についてみとめる
ジャニーズ事務所はジャニー喜多川氏の性加害について全面的に認め、謝罪をしました。
ジャニーズという名称を今後も使用する理由
初代グループの名前であり、これまでタレントたちがつちかってきたものであるため、表現の1つとして今後も使用していくと、東山新社長から説明がありました。
40年以上の中で少年たちに、精神的苦痛を与えてきた人の名前を付けるということについて、記者から問われたことについては、ファンの方に支えられてきたことをふまえ変更すべきかは考えてきたとのこと。今後は不のイメージを払拭していきたいと説明。
東山新社長の加害者として疑われていることについて
東山新社長が加害者として疑われていることがあったということについては、東山新社長自ら一切ないと主張。
「ジュニアについてですよね」と確認があったことは引っかかりますが、一切ないということです。
さらに記者から同じような質問をされた際には、「覚えていることと覚えていないことがある」とあいまいな表現になり、実際にはどうなのかうやむやになった形となった。
井ノ原からみたジャニーズ「なんだか得体のしれない空気」
井ノ原氏自身が、ジュニアに入所していた小学生の当初から噂はあり、井ノ原氏自身そうなったらどうしようという話はしていた。しかし、被害者が相談できない空気があり告白が遅れた。
デビューしたい気持ちが強く言えなかったのは後悔しているとしつつも、「なんだか得体のしれない空気があった」と認めました。
ジャニーズ事務所の忖度や圧力について
ミュージックステーションなどに出られないアイドルがいることや、いまだに残るとされるジャニーズ枠などジャニーズに対する忖度や、ジャニーズからの圧力について記者から問われた東山新社長。
この会見の中で、東山新社長は今後そのような忖度や圧力が必要ないということを明言。
しかし井ノ原氏は、簡単に忖度がなくなるものではないということ、日本にはびこっておりなくすのは困難とし、今後考えていく問題と発言しました。
ジャニーズ事務所の今後はどうなる?
気になるのが今後のジャニーズ事務所ですよね。
ジャニーズという名称は今後も変わらず使用。ファンへの信頼回復に努めるとしています。
ジャニーズアイランドの社長である井ノ原氏は
「どんな気持ちでライブに来てくださっているのか?」「何日も前からチケットを取って、高いお金払って飛行機を取って。髪をセットしておしゃれして来てくださる」とファンについて例を挙げた上で「一からちゃんと考え直してステージに立ちましょう」と呼びかけていると告白。そして「これ以上がっかりさせることのないように、たくさんの大人たちの目で見つめていきたいと思います」と社長としての立場での思いを明かした
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またジュリー氏も現在活躍しているメンバーが性被害によって売れてきたのではないことを理解してほしいと涙ながらに訴えていました。
一番事情がわかるであろう元副社長の白波瀬氏を、すでに辞任しているという理由で会見に立ち会わなかったことなど、疑問の残る会見でしたが、今後は少しでも風通しのいい会社になるのではないでしょうか。
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