モーニング娘。などを世に送り出し、一世を風靡したシャ乱Qのつんくさん。現在はスカーフ姿でテレビに出演されていますので、スカーフをなぜつけているのか気になる方も多いでしょう。
つんくさんは2014年に喉の病気をわずらい、その影響で外に出る際はスカーフをまくようになったようです。
ではスカーフを喉にまく理由や、どんな病気で今はどのような症状なのでしょうか。
つんくが喉にスカーフをしている理由は?
つんくさんは喉の病気を患い、2014年に声帯を全摘出されています。つんくさんがスカーフをまく理由はこのことに関係しています。
ファッションに関してですが、どうしても永久気管孔があるので、首もとが気になるところです。僕はテレビや雑誌に出る際、そして普段もそうですが、ストールというかスカーフというか、マフラーほど分厚くはないけど、なにかを巻くようにしてます。
一つは当然ながら、気管孔へダイレクトにゴミ、埃が入らないようにするガードの役目。それと術後首がとても細くなったので、首が見えると10歳も20歳も老けて見える気がするのもあって、妻の勧めもあって、ストールを巻くようにしてます。
公益社団法人銀鈴会
のどに気管孔があり、隠すという意味と、ほこりが入らないようにガードする意味があったんですね。
実際にはこのような手術跡があるようです。
#多系統萎縮症 の夫
— paco|デザイン&介護 (@paco_twt) August 1, 2023
喉頭気管分離術後に
永久気管孔に
首のボタンみたいな物は
気管孔用の人工鼻
これで吸気をろ過・加温・加湿し
気管を守ってくれています
3年前に保険適用になったとか
良い時代になりました
↓私のサングラスをかけ
ジョン・レノンみた〜い♡と
看護師さん達におだてられた日🤣 pic.twitter.com/JCG6C5HUgZ
プロデューサーでありながら、人前にでることの多かったつんくさんですのでご自身はもちろんのこと、奥様もかなり気を使ったことでしょう。
つんくはどんな病気で現在の症状は?
2014年3月、つんくさんは喉頭がんを発症します。初めの手術は声帯を温存しておこなう方法で行い、いったん「完全寛解」を発表しました。
しかしすぐにがんが発見されてしまいます。次の手術は声帯の全摘出を意味していました。
ミュージシャンであるつんくさん、決断にはかなり勇気が必要だったでしょう。声帯を失ってしまうということは歌うことはおろか、声を出すことすらできなくなってしまうからです。
しかし、つんくさんは「声がなくなっても命がなくなるわけではない」と前向きにとらえ10月上旬に手術をうけることを決めます。
手術は成功し、その後の再発などの情報は一切ありません。気管孔にすると抵抗力が弱まるという話も聞きますが、2025年の大阪・関西万博の地元出展に関する有識者懇話会特別アドバイザーに就任するなど、精力的に活動されています。
声帯全摘出以来、“食道発声法”のトレーニングを重ね、少しづつでは発声することが出来るようになってきているそうです。
まとめ
音楽プロデューサーのつんく♂さん、スカーフをしている理由は病気の手術によってできたのどの気管孔を隠す意味と、気管孔にほこりが入らないようにする意味があったんですね。
これからも活躍されるのが楽しみですね。

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